二重基準 double standard 2005 5 14
やはり、アメリカの政策決定には、
石油資源が重要な要素を占めていると考えられます。
イラクには石油資源があるが、北朝鮮には石油資源がない。
だから、北朝鮮が崩壊すると、その巨額の復興費用は、
すべて、関係各国が負担することになるでしょう。
さらに、北朝鮮が崩壊すると、膨大な数の難民が発生するかもしれません。
そういうわけで、関係各国は、不満はあるけれど、
北朝鮮の独裁体制が、長く続いてほしいと考えているかもしれません。
二重の基準 double standard 2004 5 9
大量破壊兵器はないと主張した「イラク」。
大量破壊兵器はあると主張する「北朝鮮」。
人権侵害が深刻だった「イラク」。
人権侵害が深刻な「北朝鮮」。
結果は、どうなったか。
イラクに対しては先制攻撃。
北朝鮮に対しては「うやむや」。
アメリカの世界戦略は、やはり石油資源で決定しているのか。
週刊誌から from weekly magazine 2004 5 26
ニューズウィーク日本版 2004 6.2
「北朝鮮問題」について、
ニューズウィークには、このような記事があります。
「2002年には、米朝高官協議の席上で、
北朝鮮の第一外務次官が、突然、
ジェームズ・ケリー米国務次官捕に対し、
核の保有を宣言し、アメリカを仰天させた。」